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 とにかく最近ウキウキ気味だし付き合えも悪くなった独身貴族の同僚は、なかなか本当の話をしようとはしませんでした。
しかし酒が進むに連れて心のガードも緩んできたようで、こちらの尋問に素直に答えるようになってきたのです。
「いったい最近はなにをして楽しんでいるんだ?」
「しょうがねえなぁ、実はさネット使ったナンパを楽しんでるんだよ」
ネットナンパを楽しむ、これはかなりショッキングな発言だったと思います。
いくらインターネットとは言っても女性からモテるタイプではなかった男ですから、そのことをして楽しんでいるとは到底信じられなかったのです。
「どうせ全部撃沈とかだろ?」
「ところが百発百中なんだよ」
インターネットを使ってナンパをする、それが意味することと言えばやはりセックスです。
肉体関係を楽しんでいるというのか?って感じになってしまいました。
「まさかセフレと一発決めてるってやつ?」
「その一発決めているってやつなんだよ(笑)」
「ネットでナンパをするって危なくないのか?」
「俺はさ、セフレアプリっていうのを使ってるんだけど、優良出会い系サイトのアプリだから問題ないよ。
今まで騙された経験もないし、結構な頻度でハメハメ関係を楽しんでいるよ」
それでこちらの酒の誘いも断っていたのかと、嫉妬しまで湧き出てきてしまいました。

彼でもネットナンパが成功するんだから、自分もチャレンジ次第で何とかなるかもしれないって気持ちにもなってしまいました。
優良出会い系サイトのセフレアプリ、そんなのが存在している事すら知らなかったのですが、美味しいツールに違いないと思えてしかたがありませんでした。
その話を掘り下げて聞いていって、やり方なんかを教えてもらえたら最高だなと思いながら酒をすすめ、話を聞きやすい形にしていたのです。
アルコールが回れば回るほどに、彼の口も滑らかになっていきました。